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夕陽ヶ丘(ゆうひがおか)
2005年結成、
nobu(ani)-G/VO
hide-Dr
の実の兄妹からなる2ピースバンド。



ここちよい緊張感と、客席とのほどよい距離感を保ったLIVE!

先週の土曜日、昨年から注目してきたバンド、夕陽ヶ丘2007年最初のLIVEが急遽決定との情報に、思いがけないプレゼントをいただいたようなワクワク感を胸に、東武東上線の大山駅をおりてすぐのDABOに足を踏み入れた。


夕陽ヶ丘 LIVEin大山「もしもピアノが弾けたなら」

前半は新曲のオンパレード。

そして、なんとnobuが正面を向いてしっかりと顔を上げて歌いかけてくる。

そのうえnobuが新加入メンバー(?笑)CASIOのキーボードを操作しながらのパフォーマンス。

と思ったら、急にテープを取り出して鍵盤に貼り付けて、音を固定していく。

これにはまいった、正直大うけ!

ただ、やはりLIVEの流れをスムーズにするには今後考えていく必要もあるとは思うが、面白いパフォーマンスとしてある程度残していくのもありかな・と。

CASIOくんの加入により、ステージでの音にも幅が出来、安定感が増してきた。

hideが語り(?)を入れる曲も、夕陽ヶ丘っぽくてこれからの展開に期待が膨らむ。


後半は、昨年からの曲のアレンジを工夫して楽しませてくれた。

私の好きな『最後の瞬間』、リズムのノリも曲調も”やっぱりいいなー”と改めて感動。

ただ、この日のベストパフォーマンスは、客席からせがまれて演奏したアンコールだと感じた。

『キスミー・トラストミー』 『ラッキーラブ』の2曲

こう感じるのは、もちろん”聞き慣れた曲”という部分も大きいとは思うが、私としては色々な事を考えさせられた。


ここからは、私の全く独り言だと受け流していただきたいとの前提で、感じた事を書かせていただきます。

まず、夕陽ヶ丘は曲作りに置いてポップな感覚とキャッチーなリフやメロディーを大切にしたほうがより良くなっていく気がした。

そもそも編成が全くポップではないので、何をどう演奏しても普通のポップにはならないのだから、安心してキャッチーな要素をどんどん取り入れていけるような気がする。


それと、観客からの拍手のもらい方が上手になって欲しい。

息の合ったジャムっぽい要素は残しながらも、決め方・曲の終わり方・見せ方等の工夫でショーとしての完成度を高めていけるのではないかと。

観客の、拍手をしたい、応援したい、LIVEに参加したい、という心をもっと引き出せるし、そこからバンドはもっとパワーをもらえると感じた。

ステージでの演奏は、特に音の切り方が大切だと思う。

のだめカンタービレ等で解るように、指揮者の最後のアクションは、出す音ではなく音を切る(ノートオフ)の指示動作だ。

そこで凍り付いたような瞬間のあとに、”ブラボー”の歓声が一気に溢れ出す。

これもまたクラッシックではあるが、ギタリストの村治佳織さんがステージでの演奏で、”演奏後すぐに動かないで”という点を特に注意された事があり、それからは最後の音を切る動作のあと、また打ち放した時は音が完全に消えるまで、じっとポーズを変えないように気をつけるようになったと話されていた。

決めた瞬間の空気、どうだ見たか!といわんばかりの演奏者の心意気を感じる瞬間・・そういう物があってもいいのかなと。

ある意味、そこがあるからギターをハウらせたままステージをあとにするパフォーマンスが光ったり、一曲ごとに4人そろってお辞儀をするビートルズに熱狂したりというのもあるような気がする。


もちろん私の超個人的な考えだし、夕陽ヶ丘はそういう部分をあっさり超えてしまうバンドなのかもしれないとも思う。

いずれにしても、ただの一ファンの言動に左右されない強さが今後益々必要になってくる事はいうまでもないが、”じゃあ書くなよ”とも言わないでね!(なんて我が儘・笑)


もうすぐレコーディングに入るという、次のCDにも大いに期待しながら、今後の夕陽ヶ丘の活動から益々目が離せなくなった嬉しい夜でした。



夕陽ヶ丘


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