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「つまさきに36.2℃が触れ上昇してく赤い水銀」
〜そんな素敵な57577に触れた私の水銀の上昇具合を報告します〜

赤い水銀カルテ 第4回 第三章 神様ならばいる より

今回から一首選抜スタイルということで、より深く入り込めればという想いで進めていきます。

第三章 神様ならばいる 14首の中では、やはりこれです。


 つまさきに36.2℃が触れ上昇してく赤い水銀


つまさきかぁ  ゆびさきじゃないんだ。

そこがこのうたを微妙に大人にしている気がする。

ついついシチュエーションを想い描いてしまうじゃあないですか!


つまさきから脳まで全身を使っていて、登場人物も一人ではなく、尚かつ数字入りで、”度”ではなく”℃”で、しかも水銀ですよ!

(あ、私の水銀上がりすぎ?笑 ちょっと落ち着いて落ち着いて)

普通だとあぶないあぶない物質が、きちんとガラスに詰められているのでひとまず安心なのです。

そんなことが、作者の想定内か外かはおいといて、そういうことばひとつひとつの醸し出す雰囲気が、確かにうたの空気感を造っていると感じます。

その赤い水銀が異常にあがるのではなく、ほんの少しずつ、じわっと上がっていく感じ。


あ、もしかしてつまさきに触れたのは猫だったのだったらどうしよう?え?彼氏じゃないの?ちょっとまってよ!

・・とか、少し焦ってみたりしながら、改めてその観点でしばらく遊んでみたりと、色々と楽しませてもらってます。


このうたから感じるもの

秘めたるコミュニケーション・リレーションシップ・恋・体感・リアリティー・意外性・気付き・ひらめき・主体性と客観性・・・

ざっとあげるだけでもこれくらいのことばが溢れてきます。

まさに、歌集のタイトルとしても大いに頷けるな〜と思いました。


★おまけ★

最近、”テンション”というところを、ついつい”水銀”と言ってしまう自分に気が付いて、これが中毒症状?と勝手に喜ぶ今日この頃です。


comment

私もこの歌を見たとき初めて、歌集のタイトルがわかって
すごいなーって思ったの覚えています
 ゆびさきとつまさきの違い、には気がつきませんでした
kanameさん 鋭いですね 

  • にょろこ
  • 2006/08/06 1:29 AM

★にょろこさん、ありがとうございます。
赤い水銀を読んでいていつも、
”あ、にょろこさんの選んだうただ!さっすが良いの選んでるな〜”と思います。
もしかしたら感性似ているのかな?とか。
それに、やっぱりにょろこさんのマッチさせた写真が浮かんで、
まるで旧友にばったりであったような不思議な感覚をおぼえています。
またコメント下さいね!お待ちしてま〜す♪

  • kaname
  • 2006/08/06 7:34 AM









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